Vivaldi Upsampler / dCS

Vivaldi Upsampler

dCSは1987年以来、アップサンプリングは音楽の録音や再生には必須と訴え続けています。レコーディングプロデューサーや厳しい審美眼のリスナーからも支持を受けたそのコンセプトは、音楽メディアの音質向上に大きく寄与してまいりました。

音楽ソースの多様化に伴い登場したのがVivaldi Upsampler(ヴィヴァルディ アップサンプラー)です。CDトランスポートからのPCM音源だけでなく、コンピュータ・ダウンロードによるHigh Resolution音源や、DoPデータ、さらにUSBメモリースティック、iPod、iPhone、などモバイルデバイスからのアップサンプリングもダイレクトに行うことが可能になりました。Vivaldi Upsamplerは、もはやシステムの中核を担うVivaldi システムの新たなハブ機となりました。

Vivaldi Upsamplerは、様々なサンプルレートをより高いレートに変換(アップサンプル)しリスナーにお届けします。高いサンプルレートはより詳細なディティルを明らかにし、サウンドステージはより深みを持ち、イメージもよりはっきりと、あたかも霧が晴れた風景を見るように現れます。Vivaldi Upsamplerは、通常の2倍、4倍のアップサンプルに加え、DXD(8倍)、DSDアップサンプルが可能になったことも新たな大きな魅力となりました。

Vivaldi Upsamplerによってアップサンプリングされた音楽データは、dCS DACのリングDAC(※)へと提供され、その結果はフルディスクリート バランス デザインのリングDACの持てる力をフルに発揮できるのです。ご存じのように、Vivaldi Upsamplerは、dCSのプログラムロジックへのソフトアプローチによって、最新バージョンにアップデートできることが、私たちの自慢です。※接続されるD/Aコンバーターが他社製の場合、Vivaldi Upsamplerのご使用になれる機能が制限される場合がございます。Vivaldi Upsamplerの性能をフルに活用される場合はdCS社製のD/Aコンバーターをご使用ください。

Vivaldi Upsamplerは、Windows、Mac OSXなどの多くのPCにも対応しております。

DoPは他ならぬdCSが発明、開発し、無償で提供したDSDデータの伝送方法です。将来、DSD配信が普及すればその音質メリットを最大限に享受出来るのがVivaldi Upsamplerです。Vivaldi TransportもCD(PCMディスク)のアップサンプリングを行うことが可能ですが、Vivaldi Upsamplerを追加することによって音質はさらなる頂きへと向かいます。6種類のフィルターモードを備え、出力レートとフィルターの組み合わせによって、好みに合う音質を得る楽しみが倍増いたしました。

Vivaldi Upsamplerは、通常の16/44.1kS/s CD信号、および様々なUSBからの入力信号をアップサンプルすることによって、細やかで、グラデーション豊かなサウンドステージを聴き手の目の前にお届けいたします。

フロントパネル

Front Panel
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リアパネル

Rear Panel
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Specifications

デジタル入力
ネットワークインターフェイス(RJ45 UPnPレンダラー) x 1
USB2.0 タイプB x 1 , タイプA x 1
AES x 1
SPDIF RCA x 2 / BNC x 1 , TOSリンク x 1 , SPDIF2 x 1
ワードクロック BNC x 1
デジタル出力
AES x 2(またはデュアルAES x 1ペアとして使用可)
SPDIF RCA x 1 / BNC x 1
ワードクロック BNC x 1
最大サンプルレート(入力)
RJ45:24/192 , USB(B):24/192PCM & DoP , USB(A)SPDIF:24/192kS/s , TOSリンク:24/96kS/sPCM , SDIF-2:24/96kS/s
最大サンプルレート(出力)
デュアルAES:24/384kS/s PCM,DSD
シングルAES:24/96kS/s PCM,SPDIF:24/192kS/s PCM
スプリアス反応
-100bB以下(20-20k,Fs>32kS/s,20-14k,Fs=32kS/s)
外寸
444(W) x 125(H) x 435(D)mm
質量
14.2kg
最大消費電力
15w(典型値 ),18w(最大値)
シルバー,ブラック
外部コントロール
dCS Mosaic Contlol アプリ(App Store、Google Playにて入手)音楽のプレイバック、ユニットコンフィギュレーション(設定)、ファームウェアアップデート

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