Extreme Switch / Taiko Audio

Extreme Switch

新しいTaiko Audio Extreme Switch(エクストリーム・スイッチ)は、今までExtreme Serverへ直接接続されていたイーサネットインターフェースを置き換え、最適化することを目的とした外部ネットワーク・デバイスです。

インプットSFP+スロットには、RJ-45コネクタモジュールまたはファイバコネクタモジュールを装着することができます

出力スロットは、RJ-45コネクターモジュール、ファイバーコネクターモジュール、またはDACケーブル ※(下記写真を参照)のいずれかを装着することが可能です。

※ DACケーブル:Direct Attach Copperケーブル(DACケーブル)は、1.0~7.0mより1.0m刻みで選択可能です。SFPコネクタで終端された二軸銅ケーブルで、データネットワーク内のスイッチ、ルーター、サーバー、データストレージ装置などのアクティブ機器内のSFPポート(またはラインカード)に直接接続します。

寸法(W x D x H):202 x 220 x 50 mm

重量:15 Kg

仕上げのオプション

銅の固まりから削り出されたExtreme Switchは、滑らかに磨かれたクローム仕上げと、シックなブラック梨地仕上げの2種類をご用意いたしました。

電源

12V電源アダプター(動作確認用)が付属します。市販の高品質電源に変更することによって、さらに優れたパフォーマンスが期待できます。

電源コネクタと消費電力

  • スイッチの消費電流は約500mA @ 12V 標準DCバレル極性
  • 2.5/5.5mm コネクター径
  • DC12V~19Vの幅広い入力に対応しています。

コンセプト

Extreme Network CardとExtreme Switchのパッケージは、非常にノイズの多いRJ45インターフェイスを、非常に静かなSFPインターフェイスに変えます。また、この組み合わせは、サーバーからスイッチにネットワーク処理の一部をオフロードし、内部処理ノイズを低減します。これだけで、Roonの再生パフォーマンスも向上します。

ルーター

高品質Extreme Routerは、Extreme Switchに配信されるデータストリームを完全にコントロールすることができます。すべてのネットワーク・パラメータを定義でき、ネットワーク上に存在する実際のデータ量とフローをコントロールします。また、これは無線LANアクセスポイントをコントロールして、無線LANのパラメータをコントロールすることも可能です。インターネットモデムを交換するかどうかは、実はそれほど重要ではありません。モデムとは関係なく私たちが目標としたものが実現されます。しかし、多くのことをサポートし、ISPが提供するデバイスを置き換えることが出来るのであれば、そうすべきでしょう。5つのネットワークポートを備えているので、5つの独立したネットワークを作ることができます。

Extreme SwitchとExtreme Network Cardの組み合わせは、Extreme ServerからExtreme Switchへの 処理をオフロード(移動)させることでノイズを低減します。Extreme Routerは、ネットワーク上の実際のデータをコントロールすることでノイズを低減しますし、さらに意味のあるノイズの低減へと、導いて行く可能性を秘めています。

Extreme Network CardとExtreme Switchについて

Extreme Serverオーナーに、Extreme Network CardとExtreme Switchが発表できることを大変嬉しく思います。
最初の 回路基板設計は 2020年4月にさかのぼり、さらに長いデータ収集と調査期間を経て、 おそらく合計で3 年ほどの時間を費やしたことになりました。それはとても長く、さまざまな試みを繰り返しました。私達 Taiko Audioにとってしばしば未知な現象に遭遇した道程でした。しかし、私たちは本当にパズル を解くことができたと信じていますし、私、Emile Bok の知る限りでは、このような製品を見たことがなかったので自信があります。さらなる詳細は発売間近に発表されるでしょう。

Taiko Audio は音質について自慢する習慣はありませんが、Extreme Serverの前回のハードウェアアップデート(2021年4月のUSBアップグレード)よりも大幅に大きなアップグレードであることは間違いないでしょう。そしてRoonもまた、これまで以上に崇高なサウンドを奏でます。

Taiko Audioの新しいExtreme Switchは、他のスイッチとは大きく異なっています。私たちが最初に設計したExtreme Switchは、例えば、密度を犠牲にしてよりクリーンなサウンドを提供するわけでもなく、ダイナミクスを圧縮するわけでもなく、高音域端をロールオフしてより心地よく、「充実した」サウンドを実現するわけでもないのです。 あくまでも「ノイズ」を低減させただけ、その結果、真の「ニュートラル」な音質なのです。

しかし、最も注目すべきは、接続した方が切断した状態よりもすべての音が良くなることでした。これは、2021年の半ば頃の話です。音質が良くなったのだから、そのまま発売していれば、ユーザーは例外なく喜んでくれたと思うのですが、このデザインのままでは実際には問題点は解決されていなかったし、私達はさらに興味深い事柄に気がつきました。その後、多くの発見があり、ソフトウェアの開発にもつながりました。(2022年年初) 

それ以来、私たちが設計したものは、まったく異なる次元で動作し、機能し、スイッチとしてだけでも音質向上に寄与するのでした。

 

私達の体験例

Alsyvox Raffaelloラウドスピーカーでは、その巨大なデュアルバスリボンで、20Hzで+6dBブーストされ、その音域の透明性とディテールが著しく向上します(サブベースにもディテールはあります)。それは衝撃的な違いであり、衝撃波のような低音を生み出しますが、それだけでなく、中域のエネルギーとドライブも全く別の次元にあり、まるでパワー不足のアンプからパワーに余裕のあるアンプに乗り換えたかのようです。

Magico A5では、この部分の改善は同じレベルではありませんが、それでも低音はよりコントロールされ、よりエネルギー、グリップ、ダイナミックなパンチを持っています。全周波数帯域で歪みが低減され、中域がよりカラフルになり、魅力的になりました。

Extreme Switchを外してみると、リスナーは突然、灰色で精彩を欠いた、かなり残念な音になります。市場には多くのスイッチがありますが、Extreme Switchに近いものなどありません。Extreme Switchによって、リスナーはまったく別の音楽を聴くと言うように、音楽体験を変えてしまう根本的なものがExtreme Switchなのです。「私たちは音の良さを自慢するような習慣はありません」という言葉は、もう通用しませんね。このインプレッションにみなさんが納得してくれることを期待していると言い換えましょう。ぜひ、Oldenzaal(Taiko Audioのオランダの所在地)にお越しいただき、ご自分の耳でその違いを確かめてください。

「なぜ、Extreme SwitchとExtreme Routerの両方を設計することになったのですか?」という質問が寄せられています。TAIKOが何年も試行錯誤を繰り返した結果、ネットワークが音質に与える悪影響をたった一つの 方法で完全に防止できる有効な解決策を見つけられませんでした。このネットワークはユーザーの家の中で活躍するコンポーネントなのです。アナログ再生チェーンにさえも影響を及ぼす可能性があるというのは、おそらく衝撃的な発見でしょう。ネットワークの各コンポーネントは、非常に小さなものから大きなものまで、ある程度の影響を及ぼします。この ことは、ストリーミング・デジタル・ソースをシステムに導入する場合(導入しない場合でも)、音質を重視する場合は、すべてのコンポ−ネントとワイヤーを含む大局的な観点から 検討する必要があることを意味しています。まったく同じではないにしても、似た例えば、パワー関連のセットアップ(マイトランスを購入するユーザーもいます)、パワーブレーカーボックス、フューズ、コードなどによって手を入れると音質が向上する、という様なことでしょう。

Extreme Routerは、あなたのネットワークの空港/主要な流通センターのようなものです、それは国際的なパッケージの通関手続きを実行し、違法なコンテンツをチェックし、彼らはタイムリーかつ組織的に到着すべき場所にすべてのパッケージを整頓して輸送しています。また、すべてがスムーズかつタイムリーに実行できるような十分な容量と、優れた管理・品質管理部門を備えている必要があります。

Extreme Switchは、あなたの地元の郵便局/配送センターのようなものです。それは、よく整備された道路システム、サスペンションの良い配送トラックの艦隊を必要とし、その結果、荷物は道路でいくつかの凹凸に遭遇しても最終目的地に損傷なく到着し、最後に、少なくともマナーの良い配達員である必要があります。

オーディオファイルの言葉では、前述の電力ユーティリティのセットアップに例えて、家の主電源配電ボックスがルーター、壁内配線がルーターから走るイーサネットケーブル、ローカルシステムの電源タップまたはパワーコンディショナーがスイッチ、そして電源コードがイーサネットケーブルにあたります。当然のことながら、音質に対するそれぞれの影響度は非常に似ています。この例では、ルーターが主電源配電ボックスとなり、さらに電力再生、クリーニング、安定化などの機能を強化することができます。

開発過程におけるSGM Extremeユーザーからの質問事項

Q:なぜ、通常のRJ45ではなく、SFPインターフェースを選択したのでしょうか?

私たちが家庭で使っているイーサネット・ケーブルシステムは、できるだけ経済的なケーブルシステムで、大量のデータを高速に伝送するように設計されています。これを実現するために、安価な(経済的な)ケーブルとコネクタシステムをデータがエラーなく通過できるように、ブロックコーディングとエラー訂正を使用しています。ブロックエンコーディングでは、データブロックを送信機に読み込み、データに対して数学的関数を実行し、リンク上でエンコードされたデータを送信する必要があります。受信側ではその逆が起こり、エラー補正が適用されます。以下は、エラー補正の様子を図解したものです。

プロセスオーバーヘッドを表示するには、標準では 2.6 マイクロ秒です。実際のトランス ファーレイテンシーは、ファイバーが0.1マイクロ秒、銅が0.3マイクロ秒(銅が8.6倍、 ファイバーが 26 倍)です。しかし、より重要なのは消費電力で、RJ45 は SFP に比べて 5 ~25 倍(各ポートの場合)多くなります。
一見すると、SFP ファイバーは理想的なソリューションのように見えます。しかし、電気 信号を光信号に変換する SFP ファイバーモジュールは、相当量の電力を消費するため、そう単純にはいきません。SFP ファイバーモジュール1 個でTAIKO 設計のネットワークス イッチ以上の電力を消費し、さらにこれが発生するノイズはネットワークスイッチ本体の何倍にもなります。
システム内部では、いくつかの種類のノイズが蓄積されています。
処理ノイズ
消費電力(とそれに伴う熱)に起因するノイズ
インターフェースノイズ
システム内部では、いくつかの種類のノイズが蓄積されています。
私たちは、ネットワークカードとスイッチの間をDAC SFPケーブルと呼ばれるケーブルで接続することで、この3つのノイズを最小限に抑え、最小限のノイズ、最小限の消費電力、プロセスの付加的な処理に伴う負荷を最小限にするよう設計することに成功したのです。

Q:DAC ケーブルとは何ですか?

Direct Attach Copper ケーブル(DAC ケーブル)は、SFP コネクターの端末を処理し た業界標準の二軸銅ケーブルで、データネットワーク内のスイッチ、ルーター、サーバー、 データストレージ装置などのアクティブ機器内の SFP ポート(またはラインカード)に直 接接続します。

DAC SFP Cable の一例, SFP コネクター端末の DAC ケーブル

ファイバーとカッパーSFP RJ45 モジュール

EXTREME に接続された DAC ケーフブル

Extreme SwitchのPCBボード3Dプリント、スイッチがSFPポートを独立して2機用意していることが分かる。

TAIKO 推奨、低ノイズのための推奨接続
ルーターからスイッチまでのRJ45は、デュアル・ファイバーSFPモジュール(SFP RJ45モジュール──パッケージで提供可能──が必要)よりも消費電力が少ないためです
スイッチからExtremeへのSFP DAC二軸銅線ケーブル(パッケージで提供可能です)


Extreme Switchの使用方法を示す図 【拡大図】

Q:Extreme Switch(ネットワークハブ)は無垢の銅ビレットから作られているのですか?

その通りです。Taiko Audioでは、外部サプライヤーへの依存がますます難しくなってきたため、徐々にですが確実に100%自社生産へと移行しています。自社でアルマイト処理設備を持たなくて済むので、ベース素材としてアルミニウムを除外しました。銅は、(時間をかければ)自分たちで仕上げられる素材であり、これまで何年も銅を扱ってきた経験もあります

Q:Extreme Switchは、他のサーバーの音を改善するのでしょうか?

その通りです。しかし、同じ程度ではありません。何から何まで利点を享受するためにはネットワークカードと特定のソフトウェア設定が必要だからです。ネットワークカード単体では素晴らしいアップグレードとなり、スイッチ単体でも実質的なアップグレードとなります。そしてその組み合わせが「魔法」という領域に到達するのです。

Q:ネットワークカード/スイッチソリューションは、ローカル再生も向上させるのですか?

はい、ストリーミング再生とほぼ同程度に改善されます。実際、ほぼ同程度に両方に影響します。スイッチは実際のビットを「渡す=PASS」ので、主にストリーミングの音質に影響を与えるという一般的な考え方がありますが、実際にはそれに留まりません。ローカルに保存したファイル再生よりもストリーミング再生の方がスイッチとネットワークカードで若干向上しますが、私達の感覚では、ローカルファイルの向上が25%なら、ストリーミングコンテンツでは30%程度という感じです。

Q:ルーターを経由したストリーミングコンテンツの音は、エクストリームストレージから再生した同じファイルと比較してどうでしょうか?

ルーターのハードウェアは、つい最近EMCのテストに合格したばかりで、基本的なソフトウェアが稼動している状態です。しかし、このルーターがあれば、ほぼ完璧に近いものができるはずです。XDMSについては、同等のレベルに到達することに疑いの余地はありません。Roonについては、非常に巧妙なコーディングが必要で、Roon対応を用意しています。

Q:一般的なスイッチにくらべて、音質面ではどうでしょうか?

一般的なセットアップでは、ネットワークは音質にかなり悪影響を及ぼします。薄っぺらくなったり、疲れるようなきつい高音になったり、色彩感が薄まったりします。しかし、平均的なものに比べ、絶対的な音質の差があります

Q:テストはすべてUTP CAT6A(Unshielded)で行われたのですか、それとも他のもので実験されたのですか?

手に入るものすべてでテストしました

Q:TAIKOは今でもシールドなしのイーサネットケーブルを推奨しているのでしょうか?

詳細は省きますが、新しいTAIKOのExtreme Network CardとExtreme Switchでは、どのようなイーサネットケーブルを使うかはもう問題ではありません。

Q:ネットワークカードはどのスロットに装着するのですか?

新しいネットワークカードは、空いているPCIeスロットに装着することが出来、既存の光ファイバーカードと置き換えることができます。

Q:小型デバイスと大型デバイスの違いは何ですか?

大型機は先に発売するスイッチで、スイッチとネットワークカードのパッケージを用意、現在、他の「Extreme」ではないスイッチ製品に対して価格競争力のある小型バージョンのリリースも検討しています。これは、優れたパフォーマンスと優れたSFP DACケーブル接続を可能にし、パッケージ全体の価格を押さえるものです。小型スイッチを発売出来るのは、十分な需要がある場合のみです。現在、何人かの方からお問い合わせをいただいていますが、最低でも100台の生産が必要で、発売は未定です。
大型スイッチ試作機は明瞭度、透明度、より大きく&ホログラフィックなステージングが小型試作機に比べ、大きくステップアップしました。低音の鮮明さ、インパクト、伸びも大幅に増し、サブウーハーを追加したのと非常に似た、特異な効果が得られます。

Q:購入後、後日RJ45とDACケーブルを交換することは可能でしょうか?ルーターとスイッチの間をDACにしたい場合、最初にスイッチにRJ45で入力した場合、後からDACケーブルに変更することは可能ですか?

はい、いつでも変更可能です。

Q:ルーターとスイッチの間でDACとCAT6を使用することで、音質的な利点が期待できますか?

おそらくですが、そのような場所では、その影響はかなり小さくなるはずです。エクストリームに直接接続する場合、その影響は「巨大」になります。

Q:銅のRJ45 SFPとファイバーSFPのどちらを選べばよいのでしょうか?

スイッチにはRJ45をお勧めします。SFPファイバーモジュールはより多くの電力を消費し、ノイズが大きくなります。さらに、当社の新しいスイッチでは、ファイバーの絶縁は関係ありません。

Q:DCケーブルの長さは音響性能に影響しますか?

DCケーブルの長さは、確かに問題でしょう。理想的なのは、電源の近くに設置すること、あるいは今後発売予定のTaiko BPS(別ドキュメントで詳述)のように、ケーブルを短くすることです。

Q:Extreme Network Cardは、現在のネットワークボードを置き換えるのですか?

いいえ。現在のイーサネットボードはマザーボードベースです。新しいネットワークカードは、現在の SPFカードと置き換わります。

Q:Extreme Network Cardは、現在のネットワークポートを置き換えるのですか?

いいえ。現在のイーサネットポートはマザーボードベースです。新しいネットワークカードは、現在のSPFカードと置き換わります。

Q:新しいネットワークカードはプラグアンドプレイですか、それともドライバをインストールする必要がありますか?

カードインストール後に実行する必要があるスクリプトを用意しています。適切に設定される必要がありますけれど、ドライバをインストールする必要はありません。

Q:入力が1つしかないのに、なぜスイッチと呼ばれるのですか?

In/Outが1つのデバイスでもスイッチになります。ただ、1つの "アドレス"への信号転送に限定されています。メディアコンバーターと呼ぶのが適切かもしれませんが、これはスイッチコントローラーを使用した完全なスイッチです。技術的にはスイッチですが、機能的にはメディアコンバータです。

Q:Extreme Switchに接続するケーブルは?

現在使用しているケーブルがRJ45のものであれば、シールドなしのツイストペア銅線イーサネットケーブルを使用することができます。既存のルーターにSFPケージがある場合は、パッシブDACケーブルを使用することができます(既存のルーターからTAIKOスイッチを設置する場所までの距離が7m以内であれば)。
RJ45専用のSFPモジュールをご指定いただければ、スイッチに同梱いたします。ルーターからスイッチまで標準的なパッシブDACケーブルを使用する予定で、その距離が7m以下であれば、販売店への注文時に、その旨を備考欄に明記してください。パッシブDACケーブルは一般的に銅の二軸ケーブルで、CAT6ケーブルではありません。スイッチからネットワークカードまでのケーブルはパッシブDACケーブル(<7.0m)です。これは、スイッチとネットワークカードの組み合わせに特有の変更です。
ローカルエリアネットワークの他の部分からTaikoスイッチへは、RJ-45シールドなしツイストペア(UTP)一般にCAT5、5eまたはシールドなしCAT6を使用することができます。また、パッシブDACケーブル(7.0m未満)で接続できる場合は、パッシブDACで接続し、音質を若干向上させることも可能です。

Extreme SwitchとExtremeをつなぐケーブルは何メートルまで可能ですか?

最大10mですが、7mまでを推奨しています。それ以上の長さになるとアクティブケーブルが必要になり、残念ながら音質が著しく低下してしまいます(ファイバーレベル)。 1、2、3、、5、7メートルの長さがありますので、使用条件に合わせて選べます。スイッチで6Mより近づければ、多少の差はあるでしょうが、良くも悪くもありません。しかし、6M以上では、若干の劣化があります。

Extreme Network Card / Extreme Switch 配線オプション例

シナリオA

DACケーブルを含むExtreme Network CardとExtreme Switchのパッケージを購入します。

オプション1:現在、CAT5、CAT6、CAT7、CAT8 / UTPまたはSTPのRJ45コネクタ付きネットワークケーブル(銅線ネットワークケーブルとも呼ばれる)を使用しており、これをExtremeから取り外してスイッチに差し込み、DACケーブルでスイッチとExtremeを接続します。
オプション2:現在、Extremeにファイバを使用しています。ファイバーケーブルをExtremeから取り外してスイッチに接続し、スイッチとExtremeをDACケーブルで接続します。

シナリオB

Extreme Switchは購入したが、Extreme Network Cardは購入しない場合

オプション1:現在RJ45コネクタ付きCAT5、CAT6、CAT7、CAT8 / UTPまたはSTPネットワークケーブル(銅線ネットワークケーブルとも呼ばれる)を使用しており、それをExtremeから取り外してスイッチに差し込み、別のRJ45コネクタ付きCAT5、CAT6、CAT7、CAT8 / UTPまたはSTPネットワークケーブルでスイッチとExtremeを接続します。
オプション2:現在、Extremeにファイバを使用しています。ファイバー ケーブルを Extreme から取り外してスイッチに接続し、スイッチと Extreme を別のファイバー ケーブルまたは RJ45 コネクタ付きの CAT5 または CAT6 または CAT7 または、CAT8 / UTP または STP ネットワーク ケーブル(この場合、強くお勧めします)で接続する必要があります。

その後、ネットワークから他のスイッチやオーディオマニア向けの微調整用の機器、機材を取り除くことを検討してください。RJ45やファイバーのネットワークポート1つでも、Extreme Network CardとExtreme Switchを合わせたものより高いノイズレベルを持っているのです。

さらに、フルパッケージを使用すると、現在Extreme内部で行われているイーサネット信号処理の一部がスイッチに移動し、Extreme内部で行われる処理の総量が減少するため、一般的に言うノイズフロアレベルが下がります。この処理はストリーミング再生とローカルファイル再生の両方で常に行われるため、耳で聴き取ることができます。