Model 825 / Jeff Rowland D.G.

Model 825

Model 825

8フラッグシップステレオパワーアンプ「Model 825」誕生!

ダイナミックリアリズム、鮮麗なステージ、洗練の極み。ジェフロゥランド25年の経験とたゆまぬ研究の成果により、パワーサプライを完全独立構造という贅沢な2シャシー構成ステレオパワーアンプ Model 825が誕生いたしました。

ジェフ・ロゥランドが語る「アンプ回路技術」

「わたし自身、アンプの回路設計を行うに当たり、広範囲な回路技術を駆使しています。わたしのアンプデザインはクラスAとかクラスABとかいった動作クラスに関係なく、音楽再生をするツールとしてのアンプを制作する者として、オーディオ回路設計を行ってきました。ソリッドステート回路の分野において、一番適している回路設計を行うこと──それがわたしの基本的スタンスです。どのクラスを採用するかということについて、わたしはさほど気にしてはいません。皆さんは、わたしのことをクラス分けを否定する考察の支持者であると思われるかもしれません。即ち、最良の結果をもたらすコンポーネントの制作であり、回路クラスを最優先に選択して作っていくという設計者ではないのです。

わたしは現時点においては、クラスD回路は今までのクラスを凌駕する回路であると考えています。また、オーディオデザインに革命的な進歩を与えうる回路であり、将来的にも目の覚めるような結果をもたらす優れた回路であろうと思います。クラスの問題ではなく、それによって得られる音質、サウンドステージが大切なのです。どんな回路でも、そのベストパフォーマンスを得られるような使用方法をすれば、回路動作クラスに関係なく、良い結果が得られます。クラスDにおいては、それがとても顕著に表れるということです。アンプの動作クラスに執着してアンプを設計することは、たとえて言うなら、画家がパレット上の色をわざと減らして絵を仕上げるようなものであろうと思います。

最新のコンポーネント、技術、設計理念は大きなパズルの一部分であり、ピースに過ぎません。コンポーネントパーツと最終設計との複雑に入り組んだ関係を理解するには、たいへん長い時間がかかるものです。オーディオデザインを完璧に習得するには一生かけても得られないと思われるような芸術活動であり、近道はありません。」

- Jeff Rowland -

パワーサプライ

パワーサプライはアクティブパワーファクターコレクター(以下、PFC)を採用し、AC電源を100%の効率で利用する設計となっています。PFCは、AC電源が360度すべての方向に動いているときに、アンプ本体はそれを基として利用できます。電圧、電流は完全に位相を整合させた上で、アンプから要求される正確なパワーを送ります。

このパワーサプライは、トランジェント歪みをゼロに抑え、フェイズを正確に整合し、ハイカレントパルスなど、PFCパワーソースを持たないアンプの問題点を解決いたしました。PFCはハーモニックカレントがAC電源グリッドに入り込むきっかけを防ぎます。従って大きく電源ノイズを減らし、オーディオシステム全体として生き生きとした音が再生することが出来るのです。ハイカレントDCパワー、コントロール信号用のローカレントは、特注スペックのケーブルによってパワーサプライからアンプ部に送られます。

高圧DC PFC前段から供給される2500wスイッチモードパワーサプライは高度に均等化された、低ノイズDC電圧をアンプ回路に送ります。パワーサプライは4つのゼロ電流スイッチングDC/DCコンバーターと共に作動し、高効率でノイズ成分を大きく低減させる。特別仕様の4極コンデンサーはパワーサプライに組み込まれ、残留ノイズをさらに取り除きます。

AC電源はソリッドステートリレーによってスイッチされます。スイッチングはACがゼロボルトで交わる時点でのみ発生し、それは起動時のラッシュカレントを劇的に減らし、スイッチングに関しての寿命を飛躍的に伸ばします。別途のスタンドバイ回路はスタンドバイ時のAC減圧を1 W以下に抑え(国際規格に適合)130dBノイズ隔離を行うディスクリート、シャント レギュレーテッド パワーサプライは低ブロードバンドノイズ、低出力インピーダンスを可能にし、あたかもバッテリー電源のごとく優れたDCを供給いたします。

切削ハードアルミシャーシ

航空機グレードASTM T-6061ハードアルミ塊を削った完全モノコックボディを採用いたしました。シャーシとヒートシンクは完全一体構造です。航空機グレードアルミ塊より精密切削加工で削り出したシャーシは、熱分散、RFI/EMI外部ノイズシールド、共振制御特性に大きく寄与しています。またModel 825はアンプ部とパワーサプライの完全分離という、2つの別筐体の非共振シャーシに格納され、お互いの干渉から物理的に完全分離することが可能になりました。

Mono Block

アンプ入力回路

ソースロードとの相互作用を最低限にするため、また、回路へのRF, EMIの侵入を防ぐために軍用規格ルンダール製トランスを採用いたしました。グランドノイズの隔離、優れたコモンモード拒絶率が得られたこともその恩恵によるものです。使用抵抗器はすべて1%SMDタイプ薄膜抵抗器で低温ノイズタイプのもの、動作回路自体のノイズもこの精密抵抗器によって著しく恩恵を受けました。入力回路はすべてミル規格、絶縁定数の低いセラミック回路基板によって形成されています。セラミック基板はエネルギーの吸収、保持がほとんど無いので、信号がスムーズに流れます。特に安定的で評価の高いロジャーズ超硬度セラミック基板を採用いたしました。

リアスイッチによって入力位相変換(#2、#3 Hot)、ゲイン変換(26、32dB)、入力信号端子変換(RCA/XLR)が行われます。入力端子はカッパー、ロジウム、ゴールド、テフロン素材を使用した高品質端子を採用しています。

Model 825は、2セットご使用いただくことでバイアンプ駆動(2台のアンプで1ペアのスピーカーをドライブする方式)が可能です。

アンプ出力段

出力段には最先端技術とそのパフォーマンスによって評価の高いB.プッツィー氏の設計でジェフロゥランド用に開発されたNコア最先端クラスD オーディオパワー技術を投入した。ユニークなDクラス回路はノンヒステリシス5次オーダー、自己発振コントロールループをスピーカー出力においてのみフィードバックとして取り込むものです。その結果、THD+Noiseは20-20k Hzオーディオ帯域において2-8Ω負荷抵抗をかけても、0.004%と言う極めて低い値となりました。

出力インピーダンスはオーディオ帯域において0.003Ω以下です。市場にある多くのスピーカーを楽々とドライブすることが可能です。

また、ICによってスピーカー保護対策も万全です。93%のパワー効率のため、動作温度は低くエネルギー効率は高く、そのため環境に対してとても優しいのです。動作パフォーマンスにおいても現時点のA級、AB級では到達不可能であった頂点に到達いたしました。しかし、問題は音質です。ご存じのように、クラスによって音質が決定されるわけではありません。ジェフロゥランドが今までマスターした多くのオーディオ技術、PFC, SMPS, 入力トランス回路、共振制御技術などの相乗効果によって、最終的な音楽表現と音質が決定付けられるのです。

Model825 Rear large image

Specifications

出力
400 watts @ 8 ohms / 750 watts @ 4 ohms
周波数帯域
5Hz~50kHz
入力インピーダンス
40kΩ
THD 高調波歪
<0.004%@20Hz~20kHz
ダンピングファクター
20Hz-20kHzにおいて1000以上
ゲイン
26dB / 32dB リアパネルSWによる切替式
絶対位相
#2HOT
入力端子
バランス(XLR)1系統
アンバランス(RCA)1系統
出力端子
2系統(パラレル・バインディング・ポスト)
寸法
W394xH419xD413mm(アンプ部、電源部スタック時)
W394xH244xD413mm(アンプ部のみ、インシュレーター含まず)
W394xH150xD413mm(電源部のみ、インシュレーター含まず)
同梱品
ACケーブル
DCケーブル
球体インシュレーター
3/2アダプタ

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