Vivaldi DAC / dCS

Vivaldi DAC

1996年、dCS初のコンシューマーモデルであるElgar(エルガー)の誕生以来、幾多の改良を行い、2007年に名器Scarlatti(スカルラッティ)が誕生いたしました。以来5年、dCSでは音楽ソース(デジタル入力)の多様化に伴い、プレイバックシステムに要求されるすべての信号伝達に対応する最高品位のデジタルシステム開発に取り組んでまいりました。

Vivaldi DAC(ヴィヴァルディ ダック)は、更なる進化を遂げた8世代目Ring DAC (1)(リングダック)を搭載いたしました。また、昨今のFPGAの進化によって、より使い手に寄り添うシステムとなり、メカが苦手な方でも簡単にご使用いただけるようになりました。

Vivaldi  DACのDACボード、マザーボードはそれぞれ専用パワーサプライによってドライブされます。オーケストラからソロ演奏まで、明瞭にそしてごく自然に目の前にあるべきその姿を浮かび上がらせるのはそのおかげなのです。

Vivaldiシステムの中で中核を成すユニットはなんと言ってもVivaldi  DACです。このVivaldi  DACに新たに搭載された第8世代Ring DACは、強化されたコア部分とチャンネル別のツインジェネレーターなどによって、チャンネルセパレーションが向上し、ホログラフィックな音楽再生に大きく寄与いたします。その結果約5dBというノイズフロアレベルの低減に成功し、演奏家の気配までもが刻まれる音、そして、しなやかで広いダイナミックレンジの実在感というハイエンドオーディオの五感的基準をさらに高いレベルで達成することが出来ました。ハイスピードFPGAをチャンネル毎に搭載し、DAC自体のソフトウェアアップデートを可能にするのみならず、パワーアップするたびにフラッシュメモリーからプログラムされることで、そのパフォーマンスは飛躍的に向上いたします。

デジタルチェーン全体をとらえて音質向上に寄与する姿勢は、音楽ソースを制作するプロフェッショナルな録音現場から、音楽再生の美しい繊細さを持つオーディオファイルに真摯な眼差しを向けるdCSだからこそ臨めた、音そのものの姿なのです。

Vivaldi DACのデジタル入力は、こんにちのソース多様化に伴い大きく変わりました。 まず特筆すべき点はAES1+2、AES3+4というデュアルAESが2系統になた点です。従来のIEEE1394接続方式は採用せずVivaldi TransportからのDSDデータ伝送がデュアルAESでの接続方式といたしました。もう1系統は従来とおりUpsamplerからのデュアルAESを接続します。またUSB-2端子によってDoP入力に対応いたしました。お手持ちのPCからDSD信号を受け取ることが可能です。

更に同シリーズのVivaldi Upsamplerを使用することによって、iPhone、iPod、USBメモリースティックなどのポータブル音源入力も加えて、ほぼ全てのソース機器に対応しています。これにより通常のCDフォーマット(16/44.1kS/s)に加えて、High Resolution音楽フォーマットDXD(24/352.8,384kS/s)、DSDが受け入れ可能です。

Vivaldi DACのクロック入力は、独立した2系統を装備し44.1kHzから192kHzまでのクロック信号を受けることが可能です。新たにクロッキング能力を高めたヴィヴァルディマスタークロックを接続することで、高次のクロッキングによる再生を可能にした。出力は完全バランスディスクリート回路構成で、芳醇でキレの良い音を誇るVivaldi DACは、これらの斬新な回路とデバイスによって、もはや芸術品の域に到達しています。フィルターは6種類用意され、リスナーの嗜好や音楽によって選べる楽しみが増えました。まさに、オールマイティーのD/Aコンバーターです。

Vivaldi システムのスタイリングもまた格別です。(※ 写真右はブラックタイプです。)光の当たり具合のコントラストにより非常にきれいな表情を醸し出します。)Vivaldi各ユニットはともに独自のカーブを描くフロントパネルを持ち、その姿からは演奏への期待が高まる。美しい梨地仕上げによるシャーシは強靱な分厚いハードアルミで構成され、スカルラッティの約20%を超える重量となりました。ディスプレイデザインも一新され、使用状況を一目で確認できるのみならず、精密感のあふれる洗練されたものとなりました。リスニングルームにセットして、その存在感と美しさから、これから聴こえてくる演奏がどんなにすばらしいものなのか、私たちの胸は高鳴るばかりです。

Specifications

コンバータータイプ
5-bit 2.822MS/s dCS 第8世代リングDAC
デジタル入力
AES 1/AES 2(XLR)2系統(デュアルAES)
AES 3/AES 4(XLR)2系統(デュアルAES)
SPDIF 1/SPDIF 2(RCA)2系統
SPDIF 3(BNC)1系統
SPDIF 4(TOS)1系統
SDIF 2 DATA(BNC)2系統(CH 1/CH 2)
USB2.0(タイプA)
ワードクロック入力(BNC)3系統
デジタル出力
ワードクロック出力(BNC)1系統
アナログ出力
バランス(XLR)1系統(2番ホット)
アンバランス(RCA)1系統
2V/6V 設定可能
最大サンプルレート
USB:24/192kS/s PCM、DoP
デュアルAES:24/384kS/s PCM、DSD
シングルAES、SPDIF:24/192kS/s PCM
TOSリンク:24/96kS/s PCM
SDIF-2:24/96kS/s PCM、DSD
残留ノイズ
-113dB0以下 20Hz-20kHz
クロストーク
-115dB0以下 20Hz-20kHz
スプリアス反応
-105dB0以下 20Hz-20kHz
出力レベル
2V rms または 6V rms
消費電力
23W(曲型値),30W(最大値)
電源電圧
100V 50/60Hz
外形寸法
W444xH151xD435mm
重量
16.2kg
カラー
シルバー、ブラック

展示販売店

ダイナミックオーディオ 5555 7F
東京都千代田区外神田3-1-18
03-3253-5555
※ 期間限定(期日はお問い合わせください。)
  1. ※ Ring DAC(リングダック)とは、dCSの伝統であり独自の特許技術であるdCSのデジタル/アナログ変換技術です。Ring DACは「5bit、2.822M S/s」というDSD 2倍アップサンプリングよりも2.5倍の情報量を持っています。

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