Varèse Master Clock / dCS
Master Clock 〜超精密技術による傑作〜
Varèse Master Clock(ヴァレーズ マスタークロック)は、イメージング、フォーカス、実在感の向上といったdCSマスタークロックのメリットをVarèse ミュージックシステムに吹き込みます。
あらゆるオーディオ サンプルレートにおいても、Varèseシステムが再生能力を最大限発揮できるように、絶対的タイミング精度と特性を保証します。
正確なクロッキングはデジタルシステムの要です。Varèse Master Clockは、2台のVarèse Mono DACを完璧に同期させるまったく新しいACTUS、dCS Tomixプロトコルによって、比類のない低ジッタークロッキングを実現し、どこも成し得なかった低いドリフト、かつてない精度のクロック信号をシステムに届けます。
クロッキング システムの設計には、録音、マスタリング用プロ機とハイエンドオーディオという市場でデジタル オーディオ用マスタークロックを開発してきたdCS数十年の経験と実績が生かされています。
特許 クロッキング技術「dCS Tomix」
dCS 「Tomix」は特許クロッキング技術であり、Varèse Mono DACの完全な同期動作(左右のオーディオサンプルが絶対的な時間的精度をもって左右のVarèse Mono DACにで正確に変換されること)を可能にし、各 DACの個体内で最高度のクロッキング精度を約束します。
Varèse開発に没頭する一方で、既存のプロトコルを徹底的に検討した結果、IPリンク経由で信号を送信する際に、現在の技術では完全な同期を求めることは出来ないことが分かりました。dCSは日夜研究と事実検証を重ねて、Varèse Mono DACの音質的メリットを享受し、かつクロッキング性能の厳格なdCS基準を達成するための革命的な方法によってこの障壁を越えることが出来ました。
開発者の「Varèse」への思い
- ACTUS、Tomix、ディファレンシャル Ring DACなどこれらを実装することは、dCSの歴史の中で最も複雑で困難な技術的課題で完成するにはたいへんな努力と時間が注がれました。その革新技術によって、リスナーはもっともっと音楽によって感動していただけるVarèseの完成を、私はたいへん嬉しく思っております。ーーー Chris Haless(製品開発ディレクター)
- 私はデジタル オーディオ エンジニアとして30年以上dCSに在籍し、プロフェッショナル機器とコンシューマー機器の主要プロジェクトすべてにに携わってきました。 Varèseは、私が携わったプロジェクトの中で、最も複雑で困難なプロジェクトでした。私はdCSエンジニアリングチームのリーダーとして、皆といっしょに創りあげたVarèseシステムへの思い入れと、一団となって完成させたエンジニアとしての誇りは筆舌に尽くし難いほどのものです。ーーー Andy McHarg(技術部門ディレクター)
- Varèseは、私たちdCSのオーディオ開発史上、最も挑戦的なミッションでした。私たちは、最先端の技術をより厳しく再定義し、システムをゼロから設計しました。同時に、ユーザーにとって、魂を揺さぶる音とともに、いままで経験出来なかった演奏現場への没入感を味わっていただくことを目指しました。私たちは、リスナーの皆様に、今までにない特上のシステムをお届けするために、唯一無二のビジョンを抱き、勇気を持って、一切の妥協を排除して目標を追求しなければならないと考え、Varèseプロジェクトに挑みました。ーーー David J.Steven(マネージングディレクター)





