Varèse Core / dCS



Varèseの心臓部「Core」

Varèse Core 内部 Varèse Core 内部

Varèse Core(ヴァレーズ コア)は、Varèse ミュージック・システムの心臓部です。dCSの最先端技術を惜しみなく投入したコアは、高次元ハイレゾフォーマットと主要なストリーミングサービスに対応しています。

Varèse Coreは、入力からVarèse Mono DACに音楽信号が届く前に行われる変換作業、ノイズシェーピング、フィルタリングの段階まで、多くの操作を処理します。

デジタル音楽再生の核となるVarèse Coreは、新開発のACTUS(アクタス)プロトコルを採用し、設定・接続を簡素化すると同時に、測定による性能をも新たな高みに引き上げました。Varèse Coreによる音質向上は、一聴すればお分かりになるはずです。

Varèse Coreは、入力されたPCMソースを705.6kS/sまたは768kS/sにオーバーサンプリングし、ナイキスト・イメージを抑制するために信号をデジタル・フィルタリングします。PCMソースを再生する際リスナーは、オプションでDSDモードを選択することもできます。DSDアップサンプル モードは、信号をDSD(DSD/64=11.2M〜DSD/512=22.4MHz)に変換します。

ACTUS Audio Control Timing Unified System(アクタス・オーディオ・コントロール・タイミング・均一化システム)

ACTUS Cable ACTUS Cable

ACTUS(アクタス)は、Varèseシステムのコンポーネント間でオーディオ、コントロール、タイミングといった信号を伝送するdCS開発によるインターフェースです。この斬新な技術革新によりVarèse ミュージック・システムは、Varèse Coreから各ユニットまでたった1本のケーブルで接続できるようになりました。

ACTUSプロトコルは、Varèse独自のものです。40年にわたるオーディオ設計で培ったノウハウをベースに、設定を根本的に簡素化すると同時に音楽再現性をかつてないレベルに高めることを目指しました。この斬新な革新的技術は、複数台を使用するオーデオシステムには逃れられなかった複雑な配線と設定を単純化し、リスナーが純粋に音楽に没入できる高性能なソリューションです。

オーバーサンプリングされ、フィルター処理されたデジタル・オーディオ信号は、ACTUSを介してVarèse Mono DACに送られ、そこでRing DACに供給される5ビット〜6MHz信号に変調されます。

フロントパネル&リアパネル

Core Front Panel Core Rear Panel

Varèse Core I/O Module (AES,SP/DIF,USB)(オプション)

Varèse Core用 I/O モジュールは、Varèse CoreとVarèseTransport(発売時期未定)を接続するためのインターフェィスです。(オプション)

VarèseシステムとVarèseTransportとを完全同期させるために、クロック出力(44.1k Hz)が装備されています。

dCS製のトランスポートとは、Dual AES接続によりCD/SACD演奏が、他社製トランスポートでは、S/PDIF、AES/EBU接続によりCD演奏が可能となります。また、USB(タイプB)端子接続によるデータ演奏も可能となります。Varèse Coreは、モジュールを追加することによって将来の発展性を考えています。

Core I/O付 Rear Panel

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