Lina Headphone Amplifier / dCS

ヘッドフォン専用アンプ「Lina Headphone Amplifier」登場

dCSは、高性能、高忠実度ヘッドフォンの性能を完全に引き出して、音楽性豊かにドライブするパワフルなソリッドステートアンプ、Lina Headphone Amplifier（リナヘッドフォンアンプ）を開発いたしました。

IEM（イン・イヤー・モニター）型やプレイナー型などをも含む、入手可能な様々なヘッドフォンをドライブします。
ほぼすべてのヘッドフォン・セットアップを補完します。
dCS独自の設計により、卓越した音質と優れたスペックを達成いたしました。

主な特徴

低出力インピーダンスにより、センシティブな高感度モデルを含む、入手可能なヘッドフォンを最適にドライブし、実在感のある音楽を再現。

ソリッドステート・デザインにより、一貫して透明度の高いパフォーマンス。

様々なデジタルソースやオーディオセットアップに対応する入力端子を豊富に用意。

DCサーボシステム搭載のクラスABデザインによる、高いパワー効率と優れたリニアリティを実現。

ビレットアルミニウム製シャーシにより、電磁波の影響を受けにくい構造。

ヘッドフォンの性能をフルに引き出し、サウンドをありのままに再現する高度な性能。

Lina Headphone Amplifierについて

Lina Headphone Amplifierは、カスタムIEM（イン・イヤー・モニター）型でも、リファレンスモニターオーバーイヤー型でも、ご使用のヘッドフォンの性能と音楽のインパクトをフルにお届けします。低出力インピーダンスにより、様々な設計、形式のヘッドホンの固有な要件や特性に応じて、ヘッドフォンのパフォーマンスをフルに生かすように確実にドライブします。

dCS初の独立したアンプは、オーディオ設計とエンジニアリングの最前線で働いた経験と、多くの賞を受賞したBartók DAC with Headphone Amplifier（通称Bartók DAC +）に登載したAB級ヘッドフォンアンプの開発によって得られた実績に基づいて設計されています。Bartók DAC +発表後、dCSはヘッドフォンアンプの研究を継続して進め、単体でもdCS ヘッドフォンシステムの一部としても使用できるコンポーネントに着手しました。

チームの創造的思考を尊重し、妥協の無い開発姿勢、広範囲の測定と多岐にわたるヒアリングを経てdCSは性能と効率をさらに高める革新的なヘッドフォンアンプを制作しました。

その結果、音楽信号をそのままに十分なパワーとグリップ力を発揮するヘッドフォンアンプが誕生しました。低いノイズフロア、広いダイナミックレンジ、優れたリニアリティにより、音楽とヘッドフォン自体の音質をも明らかにする、魅力的でダイナミックなリスニング体験を提供します。

Specifications

ヘッドフォン出力: 1 x dual 3-pin balanced XLR, right and left channel; 1 x single 4-pin balanced XLR; 1 x single 1⁄4" (6.35mm) headphone jack
S/N比: 110dB 20Hz-20kHz A-weighted; (referenced to 6V rms balanced input and output)
アナログ出力: 1 x stereo pair unbalanced RCA, input impedance 48kΩ; 1 x stereo pair unbuffered balanced XLR, input impedance 16kΩ; 1 x stereo pair buffered balanced XLR, input impedance 96kΩ
THD+N: <0.005% @ 1kHz 6V rms balanced output into 30Ω (80kHz bandwidth)
周波数特性: 1Hz-100kHz Better than +0/-3dB
電源電圧: 100V 50/60Hz
外形寸法: 121.5mm (H) x 220mm (W) x 356mm (D)
重量: 7.5kg

展示販売店

オーディオユニオンお茶の水ハイエンド館: 東京都千代田区神田駿河台2-2-1; 03-5280-5105; ※ 展示機種：Bartók APEX DAC
フジヤエービック: 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 3F; 03-3386-5956; ※ 展示機種：Bartók DAC with Headphone