dCS Streaming Audio Platform「dCS Mosaic」発表(2019.5.17)

「dCS Mosaic」発表

高性能デジタルオーディオ再生システムの最先端メーカーdCSは、2019年5月9日にミュンヘンで開催された毎年恒例のHIGH-ENDショーにて、新しいストリーミングオーディオプラットフォーム「dCS Mosaic」を発表しました。

dCS現行製品のすべてのユーザーの皆様に、dCS Mosaicアプリをご使用いただいて、ストリーミングオーディオ機能とエレガントでシンプルな機器のコントロールが、可能となりました。

音質も飛躍的に向上

dCS Mosaicは、デジタル音楽に直感的にアクセスできる、dCSによって完成されたハードウェアとソフトウェアのアプリです。 ストリーミングオーディオはVivaldiをリリース以降、dCS製品のコアテクノロジーとなっていますが、機能性、パフォーマンス(音質を含みます)、および扱いやすさという点においてdCS Mosaicアプリによって飛躍的な進歩を遂げています。

TIDAL (タイダル)ストリーミングミュージックサービスは、dCSユーザーに多く利用されておりますが、dCS Mosaicからのコントロールで、Qobuzの高解像度製品とDeezerによるCD品質の膨大な音楽ファイルを演奏することができます。 さらに、世界中からインターネットラジオ局や、ポッドキャストのライブラリを追加することで、豊富なコンテンツで新しいサービスの提供を強化できます。

iOS(App Store)・Android(Google Play)両方にに対応

dCS Mosaic アプリは、製品発売の重要な要素 「dCSユーザーにとって大切なもの」となります。 dCS Mosaic コントロールは、本来の意味でのクロスプラットフォームソリューションとして、まったく新しく開発されたもので、iOS (App Store)、またはAndroid (Google Play)を搭載したモバイルデバイスを使用して、dCSの現行製品(Vivaldi, Rossini, Bartok, Network Bridge)における共通インターフェイスとなります。

コントロール性能が大きく向上

音楽の発見と再生のための幅広い機能を完備したdCS Mosaic Controlはまた、dCSユーザーの皆様が、好みに合わせてdCS製品の設定や構成を管理し、システムのサウンドをも調整することができます。

dCS Mosaic Controlの強化された機能性と使いやすさは、dCSアプリの大きな飛躍となりました。そしてその最先端の技術によってiOSやAndroidのスマートフォンやタブレットをコントロールポイントとして使用し、非常に便利で高音質のパフォーマンスを提供します。

2つのコンポーネント構成により音質も著しく向上

起動時には、dCS Mosaicは2つのコンポーネントで構成されています。dCS Mosaic Controlアプリ(前述)とdCS Mosaic Processorです。 Mosaic のコンポーネントは、現在出荷されているすべてのdCSストリーミン製品と同じネットワークハードウェアを利用しており、ファームウェアのアップデートによって完全に実現されます。

dCSは、次のように述べています。「私たちは小さなハイテク企業であり、製品のライフサイクルは長いですが、それによってエンジニアが毎日技術を革新し改善することを妨げるものではありません。 私達が私達の設計に本当の改良をするとき私達はdCSユーザーの皆様が製品のアップデートをできれば無料で、ハードウェアを含む改善には最小限のコストで利用できるようにするように努めます。 これは、dCS製品を購入したユーザーの皆様は、音楽再生と素晴らしい時間への投資と私たちは解釈し、そのお約束を、dCSとして果たすということです。」

ファームウェアアップデートもより身近に

現在のdCS製品(Vivaldi 2.0、Vivaldi One、Rossini、Bartók、Network Bridge)は、App StoreまたはGoogle Playからアプリのダウンロードとともに、ファームウェアアップデートもより簡単になり、進化したdCS Mosaicをご利用いただけます。